カーペット選びで失敗しないようにするためのポイント
お部屋の雰囲気を決めるカーペット、新しいカーペットを購入するときどんなものがいいかとても悩んでしまいます。そんなカーペット選びを失敗しないようにするためにもチェックポイントをご紹介いたします。
カーペット・ラグ・マット・絨毯の違い
引っ越したり、模様替えで家具を買い替えたりするときに同時に購入を考えるのがカーペットではないでしょうか。お部屋作りに欠かせないものでもあるカーペット。安い買い物ではないので、できるだけ自分の理想を取り入れつつ、適切なものを選びたいですよね。
また、カーペットだけではなく、ラグ、マット、絨毯などさまざまな言葉がありますが、そもそもこれらの違いってなんでしょうか?サイズでしょうか?使う場所によってでしょうか?分かりやすく簡単に紹介しますので、通販などで検索や購入するときの参考にしてみて下さい。
カーペット・絨毯
カーペットとは部屋一面に敷き詰めているものを言います。絨毯も呼び方が違うだけで実は同じものを指しています。 部屋全体に敷くものなので、色合いにもしっかり気を配りたいのがカーペット(絨毯)、お部屋の雰囲気を決定する重要なものとなっています。また防音効果も期待できます。
マット
マットは玄関先やお風呂など出入り口に敷いているものです。これは靴の埃落としなどの役目がありますので、洗えたり、滑り止め付きのものなど目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ラグ
ラグは大体たたみ一畳ほどのもので、カーペットと違って全面に敷き詰めないものとなっています。暖炉前、テーブルの下、畳やフローリングは問いませんが一部分に敷いているものを指しています。
ワンポイントとして利用されたり、フローリングの中で寝転んだりくつろいだりできるところでもあるので、デザインや肌ざわりにも是非こだわりたい敷物となっています。サイズ展開も豊富であるのも特徴です。
カーペットや絨毯、ラグ、マットの違いはざっくりとこんな感じです。
まとめると、マットは主に用途があるものとされていて、他はインテリアやくつろぎメインで、サイズの違いがあるものとなっています。
マットやラグは安価で購入できる上に使わない時はしまっておくのも簡単なので、比較的楽に選べるかもしれませんが、カーペットや絨毯は一度敷くとなかなか敷きなおしが難しいかと思うので、失敗のないように選びたいですよね。
そこで、カーペットやラグ選びに押さえておきたいポイントもご紹介いたします!
カーペットを購入するときのチェックポイント
カーペットやラグを購入するときに見ておきたいポイントはよく似ています。サイズや名称は違っても用途が似ているためです。
① 優先順位を決めよう!
まずは優先順位を決めましょう!使用する環境や家族構成などによって優先順位は異なりますよね。例えば、小さなお子様がいるご家庭ですと、カーペットの上にジュースや水をこぼしやすいかもしれないので、掃除のしやすさや、安全性のために低反発クッション、また、つまずいたりしないよう適切なサイズなどのポイントをおさえて探すのがおすすめです。
このように、まずは自分の中の条件を書き出してみましょう。
② サイズ・素材・デザイン・機能を見てみよう!
次に考えたいのがサイズ、素材、デザイン、機能です。
機能とは、汚れに強い撥水加工を施したものや、防ダニ加工、抗菌加工、消臭機能がついたものなどがあります。
他にも「手洗い可能」「すべりにくい」「お掃除ロボットOK」「遊び毛が出にくい」「ホットカーペットカバーとして使用可」なカーペットやラグもあります。
サイズは部屋の広さから最適なものをチョイスするためにも採寸することをおすすめします!お部屋全面に敷くのがカーペット、一部分に敷くのがラグです。
そしてデザインはその部屋にあうよう壁紙の色や家具とも相談したいところ。
ブラウンやモスグリーンなどのアースカラーは優しい印象を与え、落ち着いた空間が作れるでしょう。モダンな雰囲気がいい場合はブラックを取り入れてみるなど、自分の作りたいお部屋のモチーフから選んでいくと良いです。
もしデザインがシンプルすぎる場合はラグと併用するとお部屋の雰囲気を替えやすくなります。カーペットとラグの併用でできるコーディネートや利便性もあるのでおすすめですよ。
それでもやっぱりカーペット選びに自信がない!という時は、素材にこだわってみるのはいかがでしょうか。素材についても簡単にご紹介しますね!
素材によってカーペットは変わる!
カーペットの素材は大きく分けて四種類あります。それぞれ特徴がありますので、カーペットやラグを選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
① ナイロン
ナイロンは高価な素材ではありますが、遊び毛が少なく永く愛用できるという特徴があります。特にハイハイをする赤ちゃんがいるようなご家庭には、繊維が口に入る心配が少ないナイロンはおすすめです。
へたりや擦り切れに対しても非常に強いので、オフィスなんかでも使われています。
またその耐久性は油、虫、カビなどの害に対しても同様です。
丈夫さを求めたい、抜け毛が少ないものを選びたいときに最もおすすめです。
② ポリプロピレン
ポリプロピレンは汚れがつきにくくリーズナブルです。
ややへたりやすい素材ですが、汚れにくく汚れてもとりやすい、手入れのしやすい素材となっています。
定期的に洗濯をしたい、ラグとしてもおすすめの素材です。
③ ウール
ウールは夏涼しくて冬あたたかいので、オールシーズン使っていたいカーペットをお探しの方に、是非おすすめしたい素材です。
また肌ざわりがとてもいいので素足で歩いても気持ちいい、思わず寝ころがってくつろぐ時間が増えてしまいそうですね。
④ コットン
コットンは吸水性に優れており、いつでもサラッと快適に過ごせるものとなっています。
デリケートな素材ですが、下着や衣類にもよく使われているものだけあって、とてもお肌に優しいです。
このように素材によって特徴がありますので、カーペットを購入するときはサイズだけでなく、素材もチェックするのがおすすめです。
ラグ カーペット 130×190cm
130×190cm ウール100% 日本製
133×195cm カーラ ボタニカル花柄